「腰痛の原因は85%が原因不明」ではなかった

こんにちは。

豊橋にあるプライベート専門ピラティススタジオ、kotipilates(コチピラティス)の袴田です。

以前のブログで腰痛の原因ついて書きました。

このブログの中では「腰痛の85%は非特異性腰痛」と言っています。

非特異性=原因不明

これは欧米の権威ある雑誌に発表された論文を引用したものです。

しかし、近年の調査の発表では異なる結果が報告されています。

日本の整形外科専門医による調査の結果では??

近年の調査発表によると腰痛の原因の内訳について次のように言われています。

  • 椎間関節性 22%
  • 筋筋膜性  18%
  • 椎間板性  13%
  • 狭窄症   11%
  • ヘルニア  7%
  • 仙腸関節性 6%

75%以上が診断可能で、診断不明な非特異性腰痛は22%に過ぎなかったそうです。

つまり、以前のような原因不明な腰痛がより正確に診断できるようになってきているのが現状です。

原因を知ることが解決の第一歩

腰痛の問題があると姿勢や動き方が問題があると考えるのが一般的かと思います。

そして姿勢や動き方を直すということに着目してしまうことがあります。

もちろんそれは大切なことです。

しかし、まずは腰のどの部分に問題があるのかを知る必要が大切です。

腰痛といっても前述したような様々な原因があります。

原因が異なるということは改善のためのアプローチの方法も異なります。

まずは問題が起きている組織を明確にしていきましょう。