鼻呼吸のススメ

おはようございます。

ピラティスをライフスタイルに、暮らしをサポートする豊橋スタジオ koti pilatesです。

不要不急の外出自粛の中はじまったゴールデンウィーク。
不安やストレスがたまる一方ですが、日々の生活の中で楽しみを見つけながら気分転換を図りながら今できることを少しずつ行っていきたいですね。

日々の生活の中でマスクを着けて過ごす機会はとても多くなりました。
マスク着けることで息苦しさを感じる方もいらっしゃると思います。

息苦しさを感じると口から空気を取り込む口呼吸となりやすくなります。
そして段々とそれが癖になり口呼吸が習慣化されてしまった方もいると思います。

さて今、皆さんはしっかりと鼻呼吸できていますか?

口呼吸は万病の元といわれています。

今回はなぜ鼻呼吸が大切なのか?

、そして鼻呼吸に関しての情報をお伝えしていきたいと思います。

匂いを嗅ぐ機能は最も古い

鼻といえば匂いを嗅ぐというイメージですね。

元々、嗅覚は動物にとって必要不可欠でエサを獲得するための先導として役に立っていました。

そして、嗅覚は最も古い神経といわれています。

古い神経なので、生命の要とも考えられます。様々な器官とのつながりもあり脳と直接連携をとっています。

そのため鼻に空気を通さないと頭の働きはすぐに鈍くなってしまいます。

鼻は体の加湿清浄機

鼻には鼻腔と言われる部位が存在します。

鼻腔は喉頭に繋がります。その間には副鼻腔という空洞が4つ存在します。

副鼻腔の表面は繊毛と粘液腺によって覆われています。

粘液は細菌やウイルスなどをとらえ、これを繊毛の動きによって運びます。

これが鼻汁で、喉側に流れると痰になります

鼻腔、副鼻腔に入った空気は、気道に入る前にここで浄化されて温められるとともに加湿されて肺に入ります。

つまり、鼻は体の加湿清浄機なのです。

肺の中の肺胞と言われる部位はウェット状態のため加湿されていないとうまく呼吸ができません。

加湿されていない状態が続いてしまうと喘息や肺炎の原因となってしまいます。

口呼吸は大気中の空気をフィルターを通さず吸い込んでいるので、病気をそのまま入れているような状態です。

そのため口呼吸でストレートに入ってきて喉の扁桃リンパ組織を直撃する一方です。

また、鼻を使っていないと粘膜に汚れが溜まってしまい、鼻がダメになってしまいます。

鼻の奥にある扁桃リンパ組織はカビが生えたような状態になります。

こうなると元々、無害だった最近までが悪さをするようになってしまいます。

本当の鼻毛の役割

鼻の穴には鼻毛が生えています。

多くの方がこの鼻毛が空気を浄化するためにあると思われているのではないでしょうか。

しかし、こんな太い毛では空気を浄化することはできません。

では、鼻毛は何のためにあるのでしょうか?

犬、猫には長い感覚用のヒゲがあります。しかし、猿にはこのヒゲがありません。

おそらく霊長類ではこの感覚用のヒゲが鼻の穴に入ったのでしょう。

つまり役目は特にない…

注目される一酸化窒素

なぜ鼻呼吸が大切か?

口呼吸の問題は多くの問題がる。

ここまでの流れはいいですね。

そしてもう一つ紹介させてください。

鼻には副鼻腔がありましたね。

副鼻腔では加湿清浄機のような機能を持っていました。

そして加えて紹介したいのが、一酸化窒素を産出していることです。

一酸化窒素の役割

一酸化窒素は血管の細胞からも分泌される物質。

平滑筋という組織に働きかけ血管をやわらかく広げる働きがあり、その結果、全身の血流がスムーズになるのです。

また、殺菌作用があるため、気道を清浄に保ち、病原菌などから体を守ってくれます。

良いことづくめですね。

まとめ

今回は、鼻の機能から鼻呼吸の良い点、口呼吸の悪い点、そして一酸化窒素についてが紹介いたしました。

マスクをしていると息苦しさから口呼吸になりやすいです。

まずは口呼吸になっていないかチェックをしてみましょう。

そして、口呼吸から鼻呼吸に変えることは努力が入ります。

しかし、断固たる決意で鼻呼吸を身についていきましょう。