【最新の知見を学ぶ】整形外科リハビリテーション学会集会①

ライフワークにピラティスを。

豊橋にあるプライベート専門ピラティススタジオ、kotipilates(コチピラティス)の袴田です。

2021年9月19日ー20日に整形外科リハビリテーション学会に参加。

理学療法士を中心とした学会ですが、多くの医師も座長や演者として参加しておられ整形外科リハビリテーション分野の最高峰を学ぶ機会となりました。

当初はwebと現地とハイブリッドの開催が予定されていましたが、コロナの感染拡大の影響もありオンラインのみとなりました。

スタジオでパソコンに釘付けでした。

1日目のスケジュール

  • 特別公演「運動器診療の極意に迫る」
    ・理学療法士の画像との関わり方:浅野昭裕先生(中部学院大学)
    ・運動器障害を見る!観る!診る!:林典雄先生(運動器機能解剖学研究所)
    ・末梢神経で考える新しい整形外科学の基礎と臨床:皆川洋至先生(城東整形外科)
  • 一般演題「腰臀部・股関節」
  • 一般演題「膝関節」
  • パネルディスカッション「匠の技ーこれが違いをもたらす技だ!!ー」
    機能解剖学に基づいた肩関節運動療法:八木茂典先生(中央大学)
    膝関節理学療法:小野志操先生(なか整形外科京都西院リハビリテーションクリニック)
    足関節拘縮が下肢に与える影響と改善を目的とした運動療法:赤羽根良和先生(さとう整形外科)
    足関節の外傷後のリハビリテーションについて:村野勇先生(土浦協同病院)
  • 一般演題「足関節・足部」
  • 特別企画「VRによるnew normalな解剖学習-臨床にこう活かせ!」

とにかく解剖学が大切

書籍や論文などで名前を拝見させてもらう著名な先生方のお話を1日でたくさん聞かせてもらいました。

体の問題をまずはどこに問題があるかを明確にする。

これが先生方が共通して重要にしていることでした。

どうしていくかの前にどこに問題があるかを解剖学・運動学・生理学からしっかりと導きだし展開。

あたり前のことだがこれがまた大変。

知識、そして技術。

聴講している中で難しいと感じることも多々ありましたが、自分自身の更なる学びへの探究心が生まれました。

可視化することが重要

解剖学は書籍や論文などで学ぶことができます。

実際の場面では体の中をイメージすることしかできません。

もちろん、触診をしながらどこを触れているかを確認していくわけですが。

しかし、触れている組織は本当に狙った組織を触れているのか?

治療の効果は狙った組織に現れているのか?

そこを体表からではなかなか超えることはできません。

そんな中、注目されているのが超音波、エコーです。

エコーによりリアルタイムに可視化し、動態を観察することができます。

一般演題の中での症例発表もほとんどエコーを用いたものばかりでした。

可視化することで問題点がクリアになり、本当に改善したかも一目瞭然です。

整形外科の医師の多くもエコーを用い、ハイドロリリースなどをされています。

エコーを用いることで医師と連携を図り、より良いリハビリテーションが展開できるんだと感じました。

最新の勉強法

特別企画としてVRを体験させてもらいました。

非常に面白い。

オンラインで様々なことが学ぶことができるようになりました。

しかし、画面上では平面であるため立体的に捉えることが難しいです。

VRで立体的にみることが可能となり、新たな学びができる時代になってきているんだと思いました。

また、バーチャル空間で講義を受けたり、これからどんどん進化していくと感じました。

まとめ

整形外科リハビリテーション学会に参加。

解剖学の大切さを再認識。

そしてこれからは可視化が重要。

可視化していくことでより効果的なものを提供できるようになると感じました。

日々、いろんなものが進化しています。

アンテナをはりながら楽しんで色々と吸収して行きたいと思います。


豊橋でピラティス

理学療法士の資格を有するピラティストレーナーによるセッション。
解剖学・運動学に基づく医学的なアプローチでリハビリからアスリートのパフォーマンスの向上、運動不足の解消までサポート。
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