「悪い姿勢を治したい」姿勢矯正は有効か?

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暮らしをサポートする豊橋スタジオ koti pilates(コチピラティス)です。

体の悩みで多いのが「姿勢が悪い」というお悩みです。

「姿勢が悪い」から体に様々な問題が起きていると専門家に言われた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな時、みなさんはどうされますか?

日々の姿勢を気をつけて治しますか?

それとも姿勢矯正という謳い文句の整体に通いますか?

結論→姿勢矯正はできない

普段の生活の中で良い姿勢を保つために「背筋を伸ばす」ことを意識されている方は多いと思います。

しかし、意識をしていても中々持続しないって経験はありませんか?

もしくは、すぐに疲れてしまうということは少なくないと思います。

良い姿勢とは、

安定していて、長時間保っていてもあまり疲労しない 

というのが本来あるべき形です。

良い姿勢を保つということは適切に姿勢を制御する、コントロールするということです。

私たちの姿勢は様々な要素によって制御されています(下図)。

難しい言葉の図になってしまいましたが、みなさんに姿勢の捉え方で認識していただきたいのは様々な要素が適切に統合(組み合わ)されたシステムが姿勢を保つために必要ということです。

つまり、筋肉のマッサージ、ストレッチ、筋トレをしたり、整体などで一時的に整えても姿勢矯正・姿勢改善することは難しいです。

※ストレッチや筋トレなどが必要ないということではありません。

脳・神経が姿勢を作る

姿勢を制御するためには様々な要素が必要です。

要素が統合され、姿勢という形で私たちの体で表されます。

この要素を統合する部分が非常に重要となります。

この部分が脳・神経です。

従来の姿勢に対しての考え方では筋力や柔軟性が重要視されていました。

しかし、それだけではなく、昨今では脳・神経が姿勢を作っているという考え方に変わってきました。

姿勢は意識しても意味がない

ヒトの脳は三層構造に分かれています。

姿勢は意識しても意味がない

それぞれの役割は、

大脳皮質は細かい動きや歩き始め、障害物を避けたりするなど意識を伴う動きの指令を送っています。

大脳辺縁系は餌や食べ物をとる、危険なことから逃げるなど無意識での本能的な反応を起こしています。

脳幹は眼の動きや飲み込み、姿勢制御、歩きなどの生まれる前から持っているヒト本来のパターン的な運動を行なっています。

そうなんです。

姿勢制御は脳幹と言われる脳の中でも低い位置で行われます。

そして、それは無意識の状態で行われます。

つまり、姿勢を普段意識するというのは脳の本来の機能から考えるとベストではありません。

脳への刺激が姿勢を変える

では良い姿勢を作るためにはどのようにしたら良いのでしょうか?

脳幹には視覚・聴覚・平衡感覚などの特殊な感覚や皮膚や筋肉からの感覚の情報が入ってきます。

そういった情報をもとに脳幹の姿勢や歩きといったヒトが本来持ってきるパターンに作用します。

そのため、良い感覚の情報が入力されることによって良いパターンとして私たちの体に表されます。

しかし、私たちの現代社会では脳への刺激が非常に減少しています。

脳への刺激が減少していることにより姿勢や体の動きに問題が生じやすくなっています。

それは様々なテクノロジーにより日々の生活が便利になりすぎてしまったからです。

脳も体と一緒で使わなければ衰えてしまいます。

運動は脳へのトレーニング

刺激を加えて脳をトレーニングするためには何をすればいいのでしょうか?

それはやっぱり「運動」です。

ここでお伝えしたい運動というのは、姿勢や動き自体を動きによって良くするための運動ではありません。

動きを運動で良くするというのだけでは、表面上の問題を解決にしかなりません。

私たちが行いたいのは根本的な問題である適切な感覚情報を入れるための運動です。

適切なインプットが入ることでアウトプットとして姿勢や動きがよくなります。

そのような観点で運動に取り組んでみることの方が、本来の根本的な原因の解決につながるのかもしれません。

まとめ

姿勢は様々な要素により成り立っています。

それらの要素をまとめているのは脳でした。

昨今は脳への適切な刺激が減少しており、様々な問題を起こしています。

運動は脳への適切な刺激の入力として捉えることで根本的な問題の解決につながるのかもしれません。

豊橋でピラティス。

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