回旋系競技のパフォーマンス
こんにちは。
ピラティスをライフスタイルに、
暮らしをサポートする豊橋スタジオ koti pilatesです。
様々な形でオンラインのサービスが一気に普及してきていますね。
かなり乗り遅れた感じはありますが、
koti pilatesでもオンラインピラティス の準備をマイペースに進めております。
今回はオンラインのセミナーに初めて参加させてもらいました。
どこにいてもネット環境さえあれば、学びたいことを学べる環境は非常に助かります。
今回の忘備録として記事を書いております。
回旋系競技のパフォーマンストレーニング
今回はAZCARE ACADEMY、Perform Better Japan、Stride Performance Centerの共同でのCampfire sessionsの第一回目に参加させてもらいました。
貴重な機会を作ってくださりありがとうございました。
Campfire Sessionは一つの火を囲んで話し合う様子からとった言葉で、“一つのテーマについて皆で意見を出し合う時間”を意味しているそうです。
今回のテーマは
回旋系競技のパフォーマンストレーニング-感覚の構築から爆発的まで-
講師は近藤拓人先生と根城祐介先生でした。
近藤先生のセミナーには昨年から受講させていただき、大変勉強になりました。
今回のセミナーも非常に楽しみにしておりました。
セミナーの詳細はこちら
包括的に捉えることが大切
私たちの仕事は体の不調や問題を解決し、クライアントの動きをより良い動きへしていくことです。
ヒトの動きは感覚から体の内側・外側の情報を得て、脳内で処理をして、これからの企画し運動を起こします。
今までの近藤先生のセミナーでも何度もおっしゃられていたことであるが、運動指導の現場において運動の形を指導していることが多くあります。
しかし、それでは根本的には解決しません。
感覚が正常に機能し、今自分がどのような状態なのか、適切な情報が得られることでアウトプットとして良い動きが現れます。
また、アウトプットの量は決まっているため、体が緊張している状態なってしまっているなどにより運動に回す余力がなければ良いパフォーマンスはできません。
今回もそれらを根底に、回旋の動きでの視覚と前庭の機能や関節のコントロール、細かな動きによる感覚系のプログラムから重心の安定・移動、回旋運動の実際の動画を提示していただきながら学ぶことができました。
私たちが勉強をする際に解剖学、運動学、神経学、生理学などがバラバラになりやすいです。そしてそれをいざ実践にどう活かすというのが非常に難しい。
近藤先生のセミナーはそれらを実践的に学べ非常にためになります。
負荷はキューイング
運動をしていく中で大切なことの一つに運動負荷があります。
負荷は筋力をつける上では非常に大切です。
しかし、筋力があればパフォーマンスが上がるかというとそうではありません。
私たちが行いたいことはより良い動きを作ることです。
そのためには筋力だけあれば、良いわけではありません。
目的とすることは負荷をかけることで感覚に働きかけ、自分自身の動きをより感じやすくするツールとすることです。
この点はピラティス のスプリングを使ったエクササイズと非常に考え方が似ているなと思いました。
負荷は力が最も出しやすい量で行うことが運動を行う考え方はしっくりきました。
そして、エクササイズの形を上手に行うのではなく、結果的に動きが改善されるような課題や運動を提供することが根本的な改善に繋がるのだと思いました。
呼吸を…こうして…こうして…こうして…
ではなく、勝手に誘発されるセッション。
そんなセッションをピラティスでやりたいなと思いました。
オンラインはオンライン
さて、今回のセミナーは短時間でしたが復習、そして新たな学びとなりました。
また、昨今オンラインでのレッスンが増えてきていますが、このセミナーの中でも普段対面で行っているセッションをオンラインでどうやるか、ではなくオンラインだからできることをとおしゃっていました。
確かに。
現場と同じことをオンラインではやっぱり難しい。
オンラインだからこそ…できること…
オンラインでのピラティスを少しずつ考えながらさらに準備をしていきます。