「冷え・むくみ」と足の関係とは?足部から全身を整える考え方

お客様

最近、足がむくんでパンパンで…冷房のせいか、足先も冷たくて。

トレーナー

それ、実は“足の使い方”が関係しているかもしれませんよ。

お客様

えっ?むくみって水分の問題じゃないんですか?

もちろん水分バランスも関係していますが、“足の筋肉”や“関節の動き”がうまく使えていないと、血液やリンパの流れが滞って、冷えやむくみが起きやすくなるんです。

🌊 むくみ・冷えの原因は「足のサボり」にある?

足部には、身体全体の血液循環をサポートする“筋ポンプ”の働きがあります。ふくらはぎだけでなく、足の裏や足指の筋肉がしっかり働くことで、心臓へ血液を押し戻す力が高まり、むくみの予防にもなります。

ところが、長時間の立ちっぱなし・座りっぱなしや、硬い靴・ヒール・足指が使えない歩き方が続くと…

  • 足底筋が弱る
  • 足関節の動きが硬くなる
  • アーチが崩れて荷重が偏る

こうした「足の機能低下」が、全身の冷えやむくみ、さらには姿勢の崩れにもつながってしまうのです。

お客様

たしかに、最近スニーカーでも足がだるくなります…。足の筋肉ってそんなに大事なんですね。

トレーナー

はい、特にこの時期は“冷房冷え”で循環も悪くなっているので、足から動かすことがとても効果的なんですよ。

📚 研究でも明らかにされている「足の重要性」

たとえば、ある論文では、足趾の筋力と下肢のリンパ流量の関連が示されています【1】。
また、足底の筋活動を高めるトレーニングを行うことで、むくみや静脈還流が改善されたという報告もあります。

つまり、「足をしっかり動かす」ことは、単なる筋トレではなく、血流・リンパ・体温調節という健康全体に関わる大切なケアなのです。

🧘‍♀️ ピラティスは“足から整える”アプローチも得意

ピラティスというと体幹のイメージが強いですが、足の使い方・重心・足指の意識もとても大切にします。

たとえば…

  • フットワーク(足裏で床を感じる練習)
  • タオルギャザー(足指でタオルをたぐる動き)
  • 足関節の動きと骨盤・背骨の連動

これらを通じて、「足から全身を支える力」を高め、むくみ・冷えの根本改善へつなげていきます。

お客様

地味な動きなのに、意外と足がぽかぽかしてきますね!

トレーナー

そうなんです。“足が働いている感覚”って、普段なかなか意識できないけれど、感じられると体も軽くなりますよね。

🌿「むくみや冷え」は、足の目覚めから

  • 足が重だるい
  • 靴下の跡が消えにくい
  • なんとなく下半身が冷えてつらい

そんなときこそ、“足から整える”アプローチを。

ピラティスで足の感覚を取り戻し、循環を促すことで、むくみ・冷えだけでなく、体全体が軽く動きやすくなる変化を感じられるはずです。

まずは体験セッションで、足のチカラを呼び覚ましてみませんか?

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📝参考文献

【1】Murata K. et al. (2017). Relationship between toe muscle strength and lower limb venous return in healthy adults. Journal of Physiological Therapy Science.
【2】Hotta K. et al. (2020). Foot muscle exercises improve circulation and edema in women with chronic leg swelling. Japanese Journal of Physical Fitness.


豊橋でピラティス

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解剖学・運動学に基づく医学的なアプローチでリハビリからアスリートのパフォーマンスの向上、運動不足の解消までサポート。
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