骨盤の傾きが“なんとなく不調”をつくる?身体の真ん中を整える意識


なんか最近、腰が重いような、お腹の調子もイマイチで…でもどこが悪いってわけでもなくて…。

もしかしたら“骨盤の傾き”が影響しているかもしれませんね。

骨盤って、そんなにいろいろ関係あるんですか?

はい、骨盤は“身体の中心”。少し傾いているだけでも、全身にさまざまな影響が出るんです。
📏 骨盤の“ちょっとしたズレ”が全身に影響する理由
骨盤は、背骨・股関節・内臓・呼吸ともつながる身体のハブ的存在。
そのため、以下のようなわずかな変化が大きな不調を招くことがあります。
骨盤の状態 | 起こりやすい症状 |
---|---|
前傾しすぎ | 反り腰・腰痛・股関節のつまり感 |
後傾ぎみ | 猫背・ぽっこりお腹・肩こり |
左右非対称 | 片側の腰・膝・足首の痛み、姿勢のねじれ |

たしかに…最近立ってると右脚にばかり体重が乗ってる気がします。

それも骨盤のバランスが崩れているサインかもしれませんね。
📚 骨盤と自律神経・内臓の関係(研究より)
ある研究では、骨盤の後傾が進むと呼吸の深さが浅くなることや、
腹圧が保てなくなることで内臓機能に負担がかかる可能性が示唆されています【1】【2】。
つまり、「なんとなく調子が出ない」「疲れやすい」といった不定愁訴は、骨盤の傾きが影響している可能性があるのです。
🧘♀️ ピラティスで骨盤を「固めずに整える」
骨盤を整えると聞くと、“締める・固定する”というイメージを持たれる方も多いですが、ピラティスでは以下のような**“しなやかに整える”アプローチ**を行います:
- 骨盤と肋骨の位置関係を整える呼吸練習
- 左右差や前後バランスを見ながらのゆるやかなエクササイズ
- 内側の筋肉(インナーマッスル)を活性化し、安定した軸をつくる

なるほど…動かしながら整えるんですね。

そうなんです。骨盤は“動いてこそ整う”。がんばりすぎず、感覚を育てながら動くことが大切です。
🍂 祝日だからこそ、心と体を“真ん中”から整える時間を
秋分の日は、昼と夜の長さが同じ“バランス”のタイミング。
この機会に、自分自身の中心=骨盤の状態を見直してみませんか?
- 慢性的な腰の違和感
- 姿勢が崩れやすい
- なんとなく不調が続く
そんな方にこそ、骨盤から整えるピラティスが効果的です。
まずは一度、体験セッションで“真ん中の感覚”を取り戻してみましょう。
📝参考文献
【1】Kolar, P. et al. (2012). Clinical rehabilitation techniques based on developmental kinesiology. Journal of Bodywork and Movement Therapies.
【2】Hodges, P. et al. (2006). The role of the pelvic floor in respiration and posture. Neurourology and Urodynamics.

豊橋でピラティス
理学療法士の資格を有するピラティストレーナーによるセッション。
解剖学・運動学に基づく医学的なアプローチでリハビリからアスリートのパフォーマンスの向上、運動不足の解消までサポート。
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