ピラティスの原点に学ぶ“呼吸” — 冷えとこわばりを整える秋のセルフケア
朝晩の冷え込みが増し、肩や背中がこわばりやすくなる季節。
そんなときこそ意識したいのが「呼吸」です。
実は、ピラティスは“呼吸”から始まったメソッド。
その背景には、創始者ジョセフ・ピラティスが戦時中に見出した「心と体をつなぐ力」があります。
ピラティスのはじまりは「呼吸」から
ジョセフ・ピラティスは、第一次世界大戦中に負傷兵のリハビリとしてエクササイズを考案しました。
ベッドのスプリングを使って動きを補助したのが、今のマシンピラティスの原型です。
彼が最も重視していたのは「呼吸」——
不安やストレスの中でも“呼吸をコントロールすることで心身のバランスを保つ”という考え方でした。
この思想は100年経った今でも、現代のピラティスにしっかり受け継がれています。
呼吸が浅くなると、体も冷えやすくなる
寒くなると私たちは自然と肩をすくめ、胸まわりの動きが小さくなります。
この状態では呼吸が浅くなり、酸素が十分に体に届かず、血流も滞りがちに。
結果として「手足の冷え」「肩こり」「疲れやすさ」が起こります。
深い呼吸をすることで横隔膜がしっかり動き、体幹や内臓の循環が高まります。

今日からできる「呼吸ピラティス」3つのポイント
- 背中で呼吸する意識をもつ
→ 肋骨の後ろをふくらませるように吸う。背面が広がるほど姿勢も整います。 - 吐く息を長く
→ 吐くほど副交感神経が優位になり、リラックス効果が高まります。 - 呼吸に動きを合わせる
→ 息を吸いながら伸び、吐きながら戻す。呼吸が“動きのリズム”を導きます。
まとめ
呼吸は、最も身近で最も効果的なセルフケア。
ピラティスの原点に立ち返り、「呼吸を感じる時間」を1日の中に取り入れてみましょう。
体の冷えやこわばりがやわらぎ、心まで穏やかに整っていきます。
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