ストレートネックはなんで良くない?
豊橋にあるプライベート専門ピラティススタジオ、kotipilatesの袴田です。
夏が本格的となってきました。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
暑さやコロナの影響によりおうち時間が長くなる昨今。
スマホやパソコンなど画面を見て過ごすことが多くなっていませんか?
それにより私たちの体で起こってしまう問題の一つがストレートネック。
「今回はストレートネックって言われたことあるけど何なの?」
「ストレートネックだと何でいけないの?」
今回はそんな方へストレートネックの解説記事です。
ストレートネックは見た目はもちろん体の不調の根源
まずはストレートネックについて正しく知っておきましょう。
ストレートネックは右のイラストの様に頭は肩より前に出てしまった姿勢の状態を言います。
前に出てしまうことで本来ある首の緩やかなカーブがまっすぐになってしまいます。
そのためストレートネックと言います。
頭が前に出た姿勢は見た目もあまり良くありませんよね。
それ以上に問題なのがまっすぐになってしまうことです。
まっすぐになってしまうことで多くの方が抱える問題の肩こりや頭痛の原因となります。
背骨がまっすぐであることのデメリットとは?
背骨はS字の彎曲があります。
そのうちの一つの彎曲を首が担っています。
彎曲があることで体の中でも最も重たい部位の一つである頭から加わる負担を軽減しています。
逆に彎曲がない状態では頭から加わる負担が直接加わるため、大きなストレスとなります。
ストレスが加わると体は緊張してしまうため、頭痛や肩こりの要因となります。
いつも楽しんで見ているスマホが体を痛めつけているんですね。
頭が前に出ることでの更なる体への負担
私たちには普段、目に見えませんが重力という力が加わっています。
頭と首の関節の関係を見ると、頭の重心の方が支点となる首の関節よりも前に位置しています。
そのため常に首は重力により曲がる方向への力が加わってします。
その力に対して後頭下筋や頸部伸筋群が支えることで頭を良い状態へ保つことができています。
ストレートネックで頭が前にでた姿勢になってしまうと、重力による首を曲げる方向への力がさらに大きくなります。
そのため支える筋肉はさらに頑張る必要があります。
過剰に緊張した筋肉は循環不良を起こし、酸欠状態となってしまいます。
酸欠状態となることは痛みを感じる物質を作り出し、凝りや痛みを私たちに感じさせます。
このようにしてストレートネックの問題が起きてしまいます。
また、首の後ろからたくさんの神経が頭に向かって通っています。
そのため神経を筋肉が締め付け、頭痛を引き起こす原因の一つともなります。
ストレートネックの解消法は??
「スマホやパソコン時間を減らす」
これに尽きると思います。
しかし、現実問題難しいのも事実です。
そんな時におすすめなのが背骨を動かすことです。
首が痛い、肩が凝るからその周りだけを動かしていては一時的な気持ちよさだけかもしれません。
最初に背骨のS字の湾曲のイラストを見ていただきましたが、骨盤から頭まで背骨は繋がってします。
一部だけでは解決に繋がりにくいかもしれません。
満遍なく動かしていきましょう。
ピラティスでは背骨を丁寧に、丁寧に動かしていきます。
ストレートネックの解消にはピラティスがいいかもしれませんね。
おうちでオンラインピラティスでストレートネック解消
おうちでの過ごし方の問題はおうちで解消しませんか?
koti pilatesではオンラインピラティスも行っています。
オンラインピラティスでは体のメカニズムを知る講座、ピラティスエクササイズを実践する内容となっています。
ただ運動するだけではなく、メカニズムを知ることでより自分の体を向き合うことの時間となります。
この夏をいい姿勢で過ごしましょう。
オンラインピラティスの情報はこちら
豊橋でピラティス
理学療法士の資格を有するピラティストレーナーによるセッション。
解剖学・運動学に基づく医学的なアプローチでリハビリからアスリートのパフォーマンスの向上、運動不足の解消までサポート。
体験セッションで効果を実感ください。公式アカウントからお気軽にお問い合わせください。