今見直したい呼吸について

おはようございます。

世界的に新型コロナウイルスが猛威をふるっていますね。

マスク不足に加え、トイレットペーパーなど日用品まで不足しております。

いろんな情報が溢れかえり、不安があおられます。

手洗い、うがいの徹底や定期的な換気、周囲の消毒。

私たちができることを行い、できる限り楽しいことをしていきましょう。

そして、こんな時だからこそ自分自身に目を向ける時間が大切となります。

「自分に目を向ける??」

「どこにどうやってやるの?」

そんな方にオススメなのが呼吸にフォーカスすることです。

呼吸により体の緊張の程度、自律神経を整えることができます。

そして免疫力の向上にもつながります。

めちゃくちゃいい効果が得られますね。

では、まずは呼吸の基本について知っておきましょう。

呼吸は運動

みなさん、一日にしている呼吸の回数はご存知でしょうか?

100?

1000?

……なんと2万回です。

呼吸は横隔膜という筋肉を中心に、

胸、お腹の動きを伴いながら肺の膨らみ・しぼみを引き出すことで

空気の交換をする運動です。

2万回!!

とても多い回数です。

これを毎日毎日と考えると

天文学的な回数となります。

では、呼吸という運動が間違った方法で行っていたらどうでしょう?

体になんらかの問題が生じるのは簡単に考えられますね。

よくあるケースで肩こりや腰痛がある方でマッサージなどに行った時には楽になるけど

すぐに戻ってしまう…

そんな方は呼吸から整えることで根本的な解決につながるかもしれません。

経験上、姿勢や体の動きに問題がある方は呼吸に問題がある方がほとんどです。

自律神経との関係

呼吸は自律神経によりコントロールされています。

自律神経は生命の維持をするための調節をしています。

内臓機能や嚥下(飲み込み)、血圧、 痛み…

生きるために必要な機能は自律的に行われ、自分の意識ではコントロールすることは難しいです。

しかし唯一、呼吸は調整することができます。

息を止める、大きく吸う、大きく吐くといったことは自分の意識で行うことができます。

そのため呼吸を意識的に調整することで自律神経の変化につながります。

呼吸は大きく三つに分けることができます。

「息を吸う」「息を吐く」「息を止める」

この中でも「息を吐く」ということがポイントとなります。

息を吐く=副交感神経

緊張している状態や体になんらかの問題がある場合の多くは交感神経が優位になっているからです。

まずは「息を吐く」ことを意識することで副交感神経を高めましょう。

呼吸の整える

ここからは呼吸の方法についてです。

呼吸の方法には腹式呼吸や胸式呼吸など○○式呼吸といった様々な方法があります。

今回紹介したいのは普通の呼吸です。

呼吸についてはアスレティックトレーナーの大貫先生のセミナーで学ぶ機会がありました。

今のピラティスのセッションでも大変役立っております。

本も出版されていますのでご興味のある方がご覧になってみてください。

YouTubeにも方法が紹介されていました。

みなさんもお試しください。

ピラティスと呼吸

ピラティスを調べると多くは胸式呼吸といった情報があります。

ヨガは反対に腹式呼吸といった情報もあると思います。

しかし、呼吸は必要に応じた方法を選択できる必要があります。

走ったりする時は「ハーハー」と大きく呼吸する必要がありますし、

寝ている時に走っている時のような大きな呼吸は必要ありません。

必要に応じた呼吸をコントロールできる=ピラティス

だと思っております。

呼吸は最も多くしている運動ですが、多くの方は呼吸の方法を学ぶことはありません。

しかし、呼吸を変えるだけで解決できる問題も多いと思います。

ぜひ呼吸とまずは向き合ってみてください。