「普段のどんな姿勢をしたらいいですか?」現在時点でのkotipilateでの考え
暮らしを豊かにするピラティススタジオ。
豊橋にあるkoti pilatesの袴田です。
姿勢が悪くて気になっています。
普段どんな姿勢をしてたらいいですか?
これはクライアント様でよくある質問の一つです。
みなさんは普段どんな姿勢をされていますか?
- 腰が反らないようにお腹に力を入れる
- 猫背にならないように背筋を伸ばす
- 体が前傾にならないように後ろ重心にする
- 足の外側に体重が乗りやすいので、足の親指に体重をのせる
私たちはこんな風に考えることがあると思います。
しかし、これらは普段の姿勢として正しいのでしょうか?
解剖学的に正しい立ち姿勢とは?
運動学の専門書では、立ち姿勢は体の揺れがわずかで、その姿勢を保つために必要な筋肉の活動やエネルギーが最小であることが挙げられています。
つまり、真っ直ぐで楽な姿勢。
地球上には常に重力が身体に加わっています。
重力の方向(重心線)に対して一致している状態であることがポイントです。
それを身体の状態で見ると下記のポイントが一直線となる姿勢となります。
左右方向
- 後頭隆起(後頭部の出っ張り)
- 椎骨棘突起(背骨)
- 殿裂(お尻の割れ目)
- 両膝関節内側の間の中心
- 両内果(うちくるぶし)の間の中心
前後方向
- 乳様突起(耳たぶの後ろの出っ張り)
- 肩峰(肩の一番外側)
- 大転子(太ももの外の出っ張り)
- 膝関節中心のやや前方(膝のお皿の後ろ)
- 外果(そとくるぶし)の前方
客観的に姿勢を改善だけでなく、自分の感覚で改善できることが大切
解剖学的な姿勢をとることが理想的です。
理想的な姿勢は自分自身で今すぐ作り出すことはできるでしょうか?
私たちは理想的な見た目の姿勢に自分以外にみててもらったり鏡にうつった姿勢を見て改善をする方法以外はなかなか難しいです。
これでは普段の生活の中でどんな姿勢をとったら良いかわかりません。
そこで私たちは、背筋やお腹、お尻に必要以上に力を意識的に入れることで真っ直ぐに姿勢の形を作ろうとします。
しかし、これでは揺れの少ない姿勢をとることはできるかもしれませんが、必要な筋肉の活動やエネルギーが最小ということはできません。
では自分自身の体の感覚としてどのような姿勢をとるべきなのでしょうか?
現時点での考えとしては、
「いつでもどの方向にも動ける姿勢」
そんな姿勢が体の感覚としていいのではないかと考えています。
いいインプットがいいアウトプットを作る
いい姿勢をとるためには形だけ整えてもいい姿勢ではありません。
必要以上に緊張している状態でもなく、脱力し過ぎている状態でもありません。
姿勢は外の環境の影響を強く受けます。
これはスマホやデスクワークなどで私たちは感じることだと思います。
環境の状況を視覚や前庭、体の感覚で感じることで自分自身の状態がわかります。
そして、その感じるためには動くことが大切です。
動きことで環境をわかり、自分自身の状態がわかり、結果的に理想的な姿勢になっていくと考えています。
ピラティスを終わった後の姿勢、
みなさん、スッキリした身体の状態となります。
その身体の状態はとても理想的な姿勢へと近づいています。
その時は「いつでもどの方向にも動ける姿勢」となっているでしょう。
姿勢を自分自身で良くするピラティス、kotipilates
koti pilatesではクライアント様の今を感じてもらうことを大切にしています。
今を感じて、変化を感じることで理想的な身体に近づいていくことができます。
普段忙しい方も、自分と向き合う時間からまずは作っていきましょう。
豊橋でピラティス
理学療法士の資格を有するピラティストレーナーによるセッション。
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