気になる猫背。簡単!!背骨S字チェック
こんにちは。
皆さん、お盆休みはいかがお過ごしでしょうか?
新型コロナや気温の上昇に伴う熱中症のリスクも高まっています。
体調には十分お気をつけください。
それでは、今回は猫背について話をさせていただきます。
ピラティスを始められる方の多くは
「姿勢をよくしたい」
「猫背を直したい」
というご希望の方も多いです。
しかし、猫背だから背中をただ伸ばせばいいというわけではありません。
目次
猫背とは??
猫背とは猫のように背中が丸まってしまうことです。
背骨は頸椎、胸椎、腰椎、仙骨に分類されます。
全部で20個以上の骨が存在します。
たくさんの背骨でS字のカーブを作っています。
頸椎(前弯:反る)、胸椎(後弯:丸まる)、腰椎(前弯:反る)、仙骨(後弯:丸まる)というように弯曲しています。
この弯曲があることにより重たい頭を支え、衝撃吸収をできるようにしています。
猫背の場合は胸椎の後弯が強くなってしまった状態のことを言います。
S字のカーブが崩れてしまうことは衝撃がうまく吸収できず、負担がかかります。
負担は痛みや凝りなどの様々な問題につながってしまいます。
背骨S字チェック
背骨の弯曲には様々なパターンがあります。
まずはご自身の背骨の状態をチェックしてしましょう。
方法は壁さえあれば簡単にできますのでぜひ試してみてください。
いかがでしたか?
以下のような方は要注意です。
①頭がつかない
②顎が上がってしまう
③腰が浮く
※下の写真では腰の状態が分かり易いように手をあげてしまう。
チェックでは下ろした状態のままでの確認してだいてOKです。
①、②、③に当てはまってしまった方は背骨のS字カーブに問題がある可能性があります。
今回取り上げたいのは③のパターンです。
③のパターンで猫背の方はスウェイバックと言われる不良姿勢に陥っているかもしれません。
スウェイバック姿勢とは?
スウェイバック姿勢はお腹・腰が前に出て背中が丸まり、頭が前に出る姿勢です。
この姿勢はデスクワークやスマホの不良姿勢、運動不足により起きることが多いです。
そして、ポッコリお腹や腰痛、肩凝りなどの体の問題を招くことがあります。
スウェイバック姿勢はバランスとるために猫背を併発していることが多いです。
そのため多くの方は猫背を問題と考え、背中を伸ばす運動をしてしまう傾向にあると思います。
しかし、本来は土台となる骨盤や腰椎の運動が必要です。
特に姿勢をチェックしていただいた際に壁から腰や背中が浮いてしまった方は運動の方法を考えて行う必要があるかもしれません。
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