【開催報告】仙腸関節障害に対するアプローチ

豊橋にあるピラティススタジオ、kotipilatesです。

日々、皆さんによりよりサービスが提供ができるよう研修に参加し研鑽を重ねております。

研修に参加するだけでなく、自分自身に落とし込めるようアウトプットしていくことが大切だと思っております。

そんな思いから研修で学んだことの復習会として「koti review session」を開催させてもらっています。

仙腸関節障害に対するアプローチ

今回の内容は7月21日に参加させてもらった腰痛運動療法セミナー、仙腸関節編で学んだ内容を噛み砕いた内容でした。

仙腸関節は腰痛の10−20%の原因と言われており、決して少なくない数です。

しかし、仙腸関節はレントゲンやMRIなどの画像で見つけることができないため、よくわからない腰痛をされてしまうことも多いです。

疼痛除去テストは素晴らしい!!

腰痛運動療法セミナーで一番の学びは疼痛除去テストです。

一般的に腰痛などの痛みがある場合、痛みを引き起こすテストを行い原因の部位を特定していくことが多いです。

しかし、それらのテストは原因となる部位以外の問題によってもテストに引っかかってしまうこともあるため原因特定のための精度が低いこともあります。

セミナーで学んだ疼痛除去テストは問題となる部位に手の力で誘導を加える、もしくは動きを止めることで痛みの変化をみていきます。

痛みの変化が直接的にわかるため、触れている部分が原因と判断することができます。

そしてわかることで原因の部位にストレスが加わりにくい、減らすための運動療法を展開していく流れとなります。

非常にわかりやすいです。

今回の内容

  • 腰痛に対する治療思考
  • 仙腸関節の構造、安定性機構
  • 仙腸関節の可動性
  • 仙腸関節障害の病態
  • 疼痛誘発テスト
  • 疼痛除去テスト
  • 運動療法

解剖、運動学、病態を理解することでなぜそのように疼痛除去テストを行うのかがしっかり明確にできたと思います。

また、実際に実践していくことで動き方、動きやすさが変化が参加者同士で変わり有効さが確認できました。

開催を終えて

治療を行う上で、解剖や病態を理解することは大切です。

そして運動を提供する時によくなるであろうというよりは、的確な疼痛除去テストで痛みのなくなる方向がわかることでよくなる運動療法を提供できると思います。

テストの方法を実践するスキルはまだまだのため、練習しながらよりよりものへしていきたいと思います。

今後開催予定のセミナーについて

10月20日に講師をお招きして運動療法セミナーを開催予定です。

講師は自律神経を専門的に学ばれている本塚さんです。

以前に一般の方向けに自律神経のセミナーを開催させてもらった時は大好評でした。

ぜひこの機会に皆さんのご参加お待ちしております。

セミナーの詳細は下記のページからご覧ください。

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