【開催報告】筋・筋膜障害に対するアプローチ

豊橋にあるピラティススタジオ、kotipilatesです。

日々、皆さんによりよりサービスが提供ができるよう研修に参加し研鑽を重ねております。

研修に参加するだけでなく、自分自身に落とし込めるようアウトプットしていくことが大切だと思っております。

そんな思いから研修で学んだことの復習会として「koti review session」を開催させてもらっています。

筋・筋膜障害に対するアプローチ

今回の内容は9月8日に参加させてもらった腰痛運動療法セミナー、筋・筋膜障害編で学んだ内容を噛み砕いた内容でした。

筋筋膜障害による腰痛は機能的腰痛の中で2番目に多い腰痛です。

また、腰痛の原因は多岐に渡りますが、そのほかの原因と併発しやすい障害の一つです。

レントゲンやMRIなどの画像で見つけることができないため、よくわからない腰痛をされてしまうことも多いです。

解剖学、病態を理解し問診から介入の大切さを再認識

筋・筋膜障害による痛みは広範に訴えがあることが特徴です。

そのため問診時にクライアントの訴えから推定していくことが早期に問題解決につながります。

また、障害は滑走性の低下や筋内圧の上昇が原因となるため、解剖学や病態を理解することで評価の方法やアプローチの手順が明確となります。

今回の内容

  • 腰痛に対する治療の考え方
  • 筋筋膜の構造
  • 筋損傷の修復メカニズム
  • 滑走障害の病態
  • 評価
  • 疼痛除去テスト
  • 浅筋膜の可動性、感受性改善アプローチ
  • 深筋膜の可動性、感受性改善アプローチ
  • 多裂筋の滑走性改善アプローチ
  • 胸腰筋膜の滑走性改善アプローチ
  • 筋膜のためのセルフストレッチ
  • モーターコントロールアプローチ

開催を終えて

腰痛の原因は多岐に渡ります。

筋肉や関節以外にも感覚の受容器は存在し、それらが痛みを引き起こしている場合もあります。

評価やテスト、アプローチを通りして参加者の方々同士でも体の動きの変化が即時的に得られることができていました。

しかし、筋・筋膜の特徴としてはすぐに戻ってしまうためセルフストレッチ、エクサササイズや日常での動作の変容が重要です。

そのため問題となっていることをクライアントと共有し一緒に解決していくことの重要性を参加者の方々と共有しました。

今後の開催予定のセミナーについて

自律神経のための運動療法

2024年10月20日(土)14:00-16:00

講師:本塚貴裕(出張整体goo-ne)

慢性腰痛のための運動療法

2024年12月7日(土)14:30-17:00

講師:伊庭利真(Masterpiece Body Room)