どこでもできる呼吸エクササイズ
おはようございます。
ピラティスをライフスタイルに。
豊橋にある暮らしをサポートするピラティススタジオ、koti pilatesです。
只今準備中の自宅兼スタジオは大詰めになってきています。
大変な時期に色んな方々のおかげで順調に進んでおり感謝しかありません。
現在、スタジオのある豊橋市は非常事態宣言により外出自粛や休業要請が出されています。
そんな中、リフレッシュするために皆さん色んな方法で取り組まれていますね。
しかし、在宅勤務・テレワークなど普段と違う生活でストレスも溜まりやすいのではないでしょうか。
今回は場所や時間を必要としない簡単なエクササイズをご紹介いたします。
エクササイズといっても大変ではありませんし、すぐ実践できますのでぜひお試しください。
そして、実践後の体の状態や気分をチェックしてみてください。
※内容は「ハーバード&ソルボンヌ大学 根来教授の超呼吸法」を参考にしております。
細胞活性のための呼吸エクササイズ
今回紹介するエクササイズは呼吸エクササイズです。
呼吸をしっかりする時は深呼吸というイメージがあると思います。
深呼吸ももちろんいいです。
しかし、どうしても吸うことも意識が高まってしまいます。
息を吸うということは自律神経では交感神経が優位になります。
交感神経が優位になり過ぎてしまうと体が休みにくい状態となってしまいます。
次に紹介する方法を実践することで交感神経と副交感神経のバランスを整え、体をリフレッシュしてくれます。
CO2呼吸法
- 椅子やあぐらで楽な姿勢で座る
- ゆっくり息を吐ききる
- 5秒間息を止める
- お腹を膨らませながら5秒で息を吸う
- 5秒間息を止める
- お腹を凹ませながら5秒でゆっくり息を吐く
- 3ー6を五回繰り返す
基本は鼻呼吸で無理のない範囲で繰り返してください。
口呼吸の習慣がある方や呼吸が浅い方に最適な呼吸エクササイズです。
CO2呼吸法の効果
- 全身の細胞に酸素を届け、元気に
- ストレスがかかった状態を和らげる
- 自律神経のバランスの調整
- 浅い呼吸を整える
体には二酸化炭素が必要
皆さん実践されていかがでしたでしょうか?
紹介させてもらった方法はアメリカの軍隊や警察でも取り入れられているTactical Breathingと同様の効果が得られるそうです。
呼吸エクササイズのポイントは息を止めることです。
息を止めてみて、苦しく感じるという方も多かったのではないでしょうか。
苦しく感じるという方は二酸化炭素に対しての耐性(二酸化炭素を体にとどめておく力)が落ちていることが要因の一つとして考えられます。
二酸化炭素は体の中の排気のようなイメージがあると思いますが、実は二酸化炭素は体にとって必要な物質です。
血管は収縮と拡張を繰り返します。
二酸化炭素の量、濃度は血管の拡張に影響があります。血管を拡張させ、気道を広くします。
そのため二酸化炭素の濃度が下がってしまうと脳をはじめとした体全体の血流量が下がってしまいます。
二酸化炭素についてはまだまだお伝えしたい情報がありますが、それはまた今後紹介していきたいと思います。
ではまずは今回紹介しましたCO2呼吸法を実践してみてください。
皆様の体の状態のリフレッシュのサポートになったら幸いです。