しなやかな背骨

こんにちは。

豊橋のピラティススタジオ、kotipilatesの袴田です。

愛知県では新型コロナウイルス感染症は、1日の患者数は過去最大の数字となってしまった日もありました。

スタジオではマスクの着用、手洗いを実践し、共有する器具やテーブル・ドアノブなど手の触れる場所の消毒を随時行っております。

愛知県のホームページや厚生労働省で発表をチェックしながら感染防対策し営業して参ります。

さて、今回のブログでは運動不足になりがちなこんな時期だからこそオススメしたいピラティスの効果について紹介したいと思います。

年齢は数ではなく、背骨の柔らかさによって決まる

ピラティスには数百種類とエクササイズ、バリュエーションがあります。

たくさんのエクササイズの中で背骨を動かす、コントロールすることを目的にしたエクササイズは多くあります。

なぜこんなにたくさんあるのでしょうか?

それはピラティスの創始者であるジョセフ ・ピラティスさんの言葉で表現されています。

あなたの実年齢を唯一指し示すものは、生きている年数やあなたがどう感じているかというあなたの考えではなく、現実に人生を通じて、脊柱によって与らえている自然な本来のしなやかさの程度によって確実に示される。
30歳であっても、もしあなたの脊柱にしなやかさがなくて硬ければ、あなたは老いています。60歳でも、もし十分にしなやかさがあるのなら、あなたは若いのです。

Return to Life Through Contrology ジョセフ・H・ピラティス

このように背骨の動きについておしゃっています。

背骨が年齢の決め手ですね。

そのために背骨にフォーカスしたエクササイズがたくさんあったんです。

実際、背骨がしなやかである方は姿勢も美しいです。

では、しなやかな背骨のためには何が必要なのでしょうか?

背骨について知ることから始めよう

しなやかな背骨を目指すためには背骨を一つ一つ動かすことができることがポイントとなります。

皆さんは背骨がいくつあるかご存知でしょうか?

ピラティスのエクササイズをする上で体の構造を知っておくことはとても大きなメリットがあります。

ただエクササイズをするだけではなく、なぜそうするのかを知ることで効果も実感も大きく変わってきます。

本題へ戻ります。

背骨は頸椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨に分類されます。

頸椎→7個

胸椎→12個

腰椎→5個

仙骨→1個

尾骨→2-3個

計27−28個になります。

こんなにたくさんの骨があるのです。

ピラティスのエクササイズではこの27−28個の背骨を順番に動かしたり、制御したりしていきます。

背骨が自由自在に動かせることでしなやかになっていきます。

これは決して柔らかいことが重要ではなく、自分自身でコントロールできることがポイントです。

自分で背骨がコントロールできるようになることで自ずと姿勢もよくなっていきます。

また、背骨がコントロールできるようになることは腰痛や背中の痛みなどの問題の手助けとなります。

腰痛や背中の痛みの多くはたくさんある背骨の中である一部に負担が過剰になっていることが多いです。

そのため、背骨を一つ一つ動かすことができることは一部の負担を全体に分散させることができます。

なんでもそうですが、一箇所に集中してしまうのは良くないですね。

それは今回はここまでです。ありがとうございました。

背骨の動きに興味のある方はぜひピラティスを試してみてください。


豊橋でピラティス

理学療法士の資格を有するピラティストレーナーによるセッション。
解剖学・運動学に基づく医学的なアプローチでリハビリからアスリートのパフォーマンスの向上、運動不足の解消までサポート。
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